矛盾ケヴァット

Twitter: @halkenborg

BanG Dream! It's MyGO!!!!! 4話感想

誰も悪くないし、誰もが悪い

重めの過去をやった3話の反動か、4話は全体的にコミカルな作りではありました。愛音が持ち前の行動力で話を面白おかしく転がしてくれ、サンジゲンらしい躍動感あるアクションでコメディが展開していきました。愛音と立希の漫才コンビも早くも板についてきた様子。良かった……立希さん、自称ツッコミじゃなかったんだね……。

その一方で滲み出してくるポジティブの中のネガティブが、長崎そよのドロっと粘着質な執着心。祥子の転校先が羽丘だと突き止めるや必死の説得を敢行。「睦ちゃんも呼ぶから」と若葉睦も既に引き入れる気満々です。愛音をあっさり切り捨てて

ところでこの坂、本家バンドリの2期でたえがRASのサポートから文化祭ライブに向かう際に登った、運命の相手のレイヤから奇跡を紡いだ香澄の元へと戻ろうとした坂でもあります。目の前にいる相手はまさにバンドを「運命共同体」と言い放った豊川祥子。その彼女に会いに来たのは、偶然を積み重ねて自身を燈や祥子と再会させる奇跡を起こしてくれた愛音に目を背けているからでもあります。ところでこの坂、転がりやすそうですよね。主にダンゴムシなんかが。

CRYCHICの解散について、燈は「私が悪い」、事情を又聞きした愛音は「急に辞めた娘(祥子)の方が悪い」とそれぞれ意見が食い違いますが、そよによれば「誰も悪くない」とのこと。前回の記事で述べたように、結局は誰も同じ方向を見れていなかったのがCRYCHICの失敗の原因ですから、まあ、誰も悪くないし、誰もが悪いとしか言いようがないのだと思います。そういう白黒つけられない思いを飲み込めないかのように、燈はカフェモカを飲み込まずにこの場を逃げ去りました。

 

利用されるだけの捨て石

それにしても、バンドメンバーを私欲のために利用し切り捨てるような展開を繰り広げるとは思わなかった……というのが正直なところ。燈の中学時代の描写からいじめが存在しない世界だと思わされましたし、重い話と言いながらどこかで線引きされた作品なのだと誤認させられていたところがありました。か、考えが甘かった……。たとえいじめはなくとも、排除や追放は平気で存在する……!!

まあ、愛音については燈の存在を利用してクラスの中心に立ってやろうという浅はかな魂胆が根っこにあったとしても、燈との関係はその後も続ける気だったでしょう。そよの方はと言えば、祥子と睦を連れ戻せればそれでいいと、明らかに愛音を捨て石にしてCRYCHICの“再演”を目論んでおり、いやまあ大場ななオルタだろうとは思っていたのですが、そのタチの悪さが想像の遥か上です。

愛音のモチーフは「猿」だと前回の記事でも少し触れましたが、これではまるで釈迦の手のひらの上の孫悟空。立希をうっきー呼ばわりしていましたが、お前の方がマヌケなウッキッキーである。なお、孫悟空がお釈迦様に怒られたのは己の力に慢心していたからで、ほぼ未経験にもかかわらず経験者の3人を差し置いてバンドの中心に立とうとする現状の愛音そのものです。結局、孫悟空はお釈迦様の手のひらの上から出られず、傲慢の罰として石の中に封じられることになります。そういえば今回のそよはその爪をピシピシと弾くような形で指いじりをしていましたが、まさしく捨て石の愛音を爪弾きにしようとしている心情の現れでしょう。

一方、石といえば高松燈。前日、逃げ出してしまったことを申し訳なく思ってか、愛音の方に所在なさげに挨拶を交わしながら、この時に机の上で石を磨いています。その後もバンドを始めてくれた愛音に感謝の言葉を投げかけるなど、既に愛音の存在はもう燈の中に深く埋め込まれた要石になっています。捨て石と要石は共に囲碁用語なわけですが*1、これもまた混ざり合わずに混濁する白と黒です。そして囲碁盤には9つの星もあります。これは少し考えすぎかもしれませんが、ガルパの7バンドにMyGO!!!!!とAve Mujicaを合わせればその数字が一致するものでもあります。

 

乱入してきた要石 ~要楽奈~

まあ流石にMyGO!!!!!がMy碁!!!!!になるとは思っていませんが、要石と言えば、文字通り苗字が要である要楽奈を考えなくてはなりません。言葉遊びだけで言っているのではなく、CRYCHICにはいなかった新参者として愛音と立場は全く同じ。そして奇しくもギタリストというところまで。まあ、愛音はギターを始めたばかりのヘタクソなので簡単に切り捨てられるのですが、困ったことに楽奈は超絶ギターテクの持ち主。少なくとも立希は戦力として捉えてしまうでしょう。このままではなってしまう……この新たなバンドの要石に!! そんなことをされたら、睦ちゃんの居場所が奪われちゃう……!!

楽奈に関して今回こそ何か語ってやろうと思ったのですが、結局、奇抜な映り込み芸を見せたりパフェ食ったり乱入してきたりとやりたい放題で、その人となりないし猫となりを判別できるような要素は何もなく、結局次回以降にまた譲ろうと思います。とはいえ、「おもしれー女」と「やらないの?」というたった2つのセリフだけでその存在感を強烈に刻みつけてきた恐るべきキャラクターです。フン、おもしろすぎる女……

おもしれー猫が名前はまだ無いバンドに勝手に参戦してきた一方、堂々とプロ活動しているsumimiの方では招き猫のポーズで人懐っこく振る舞うく純田まなが捨て石にされようとしており、極めて対照的に2匹の猫の衝撃的なシーンが描かれました。ああ、CV.反田葉月を起用したのってそういう……*2

三角初華はどうも猫を被っていたようで、まなのことを信頼しているような口ぶりですが、どうやら本命は豊川祥子の模様。そこ繋がってたの!? と驚愕しますが、いよいよAve Mujicaの方も結成に向けて胎動し始めている様子が伺えます。いや、こんなに早く結成してくるとは思いませんでしたが……。仕掛けが、仕掛けが早い……!!

 

顔を隠す仮面、素顔の仮面

今現在絶賛切り捨てられ中の愛音にとって、憧れのsumimiでも同様に相方を切り捨てる動きが出始めているのはなかなかに残酷。バンド名会議では「Unknown」「あのね。」「アンノウイモ」と自分の名前を含んだ名前にしようと目論んでいますが、おそらくこれもsumimiの影響でしょう。燈いじめないだけでめっちゃ愛音いじめるやんこのアニメ……。

先程は猫を被っていたと述べましたが、後に覆面集団のギターボーカルになることを思えば、本当に三角初華が被っているのは仮面なのでしょう。鏡に映った自分の顔を「ひどい顔」と自嘲するなど、純田まなと過ごしている時は本当の自分自身でいられずにいる様子。この辺り、顔を上げて歌いたい燈と、顔を隠したい初華との鮮やかな対比が見て取れます。一方、豊川祥子とのメッセージアプリでのやり取りを見ている時の顔は、とても満たされたものをしています。そう、他人の笑顔を何より大切にする祥子とのやり取りでは……。

一方、長崎そよさんは裏表のない素敵な人なわけですが、千早愛音も立派に仮面を被って生きている人間でもあります。勤勉だった中学時代、そして自宅では眼鏡を掛けており……まあここまではよくある近眼の人の過ごし方でしょう。高校入学を機にコンタクトレンズに切り替えるというのもよくあること。ですが、4話のBパートになると少し話が変わってきます。

こ、こいつ……! 燈達の前でも眼鏡を!!(アホ面可愛いね……)

外ではコンタクトという過ごし方なのかと思っていたのが、ここで急にその法則性が崩れだします。そういえばこの眼鏡、だいぶアラレちゃん眼鏡みたいでバタ臭いのです。まあ家用として使うならそれでもいいのですが、流行やファッションに敏感な愛音が余所行きとして装着するには心許ないもの。リラックスできる、外ヅラを作らなくてもいい相手だと判断したら、遠慮なく眼鏡をかけてくる。つまり、コンタクトレンズこそが千早愛音の仮面です。本当の私、デビュー!!

確かにそうやって素顔のキャピキャピした姿でオシャレな自分をアピールするのは普通の女子高生の生存戦略としては妥当なのですが、問題はここが羽丘女子学園ということ。高松燈が本来はクラスの人気者であった様子を思うと、羽丘の生徒はありのままの自分を曝け出している人間が大好きなわけです。第一、クラスメイトがコピーバンドを組もうとしていたように、羽丘でのカリスマになっているバンドはAfterglow美竹蘭が剥き出しの心で綴った歌詞を、迸るパッションで奏でる人たちなのですから。クラスメイトから本当の意味で受け入れられるには、その素顔の仮面を外してちょっとダサい眼鏡を掛けてでも、ありのままの自分でぶつかって行かなくてはなりません。そういえば羽丘の卒業生にも、最初は無理してアイドルしてたけど、眼鏡かけた自分もアイドルだって受け入れた人がいましたっけ……。

ただ、燈たちの前では眼鏡を掛けたありのままの自分を曝け出しても良いと判断したわけですから、それ自体はバンドの距離感の縮まりを感じて微笑ましいことでもあります。少々影のあるお母さんが、顔を手で覆って「いないいないばあ」を仕掛けてきそうな状況でさえなければですが……。

 

あなたは私の関係者ですか?

「やっと、一歩前進かな!」

そう晴れやかな顔で空を見上げて語る長崎そよですが、どう考えてもこのママは過去に向かって全力疾走しています。その直前、ジョウロで花壇に水を注ぐ睦の挙動からも覆水盆に返らず。上から流れ落ちた水は、もう過去のようには戻りません。その睦についても、祥子の名前を出された瞬間に水を注ぐ手を止めるなど、祥子との関係を現状維持にしたい様子。祥子との2人だけの秘密であった進学先を、そよには一切教えていませんでした。にもかかわらず、千早愛音とかいう奴が動き回るせいでそよに居場所が知られてしまった……。CRYCHIC再生の物語が動き出したことを歓迎したそよの口からも愛音の名前が出ないなど、睦からそよ、そよから愛音に向けては壁が存在することが伝わるシーンにもなっています。

立希からも「部外者は黙ってて」と言われるなど全体的に扱いがヒデェ愛音なのですが、ところで、キッチン業務に従事していた立希を作業場に無断で乗り込んで無理やり話し合いの場に引きずり出したこのシーンは極めて示唆的です。画面には映らないものの、おそらくこの扉にはSTAFF ONLY、または関係者以外立入禁止の表示があって然るべきもの。CRYCHICでの関係者でも何でもない立場の愛音が、難く閉ざされたCRYCHICの扉を無理やりこじ開けていくシーンになっています。

そうそう、「関係者」というのはAve Mujicaのボイスドラマのラストで意味深に語られたフレーズでもあります。今回チラッと登場した後のティモリス・八幡海鈴(やはたうみり)も、サポートとして30ものバンドの「関係者」になっている次第。けれども結局Ave Mujica一本に絞るとしたら、その「深い関係」の在り方を問うのは彼女なのかもしれません。

一方、関係者にはなってきたものの未だにバンドの当事者性とでも言うべきものはないのが愛音。まあバンド始めたてなんて本来はこんなものだとは思うのですが、CRYCHICで本気でバンド活動をしてきた3人からは浮いており、順調にそよからすれば切り捨てやすい存在になりつつあります。望みの真ん中に立とうとすればするほどその空っぽさが際立っていく……そういえば三角初華が切り捨てようとしている純田まなも好物はドーナツでした*3そういう人間性の象徴でしょうか。

とはいえ最終的に当事者性を獲得すれば、真ん中に立つことを望む今の姿勢を放棄し、リズムギターとしてバンドを支える存在にはなるはずです。問題は、そうなっては困るお母さんがいるということ。愛音ちゃん、愛音ちゃんはそのままでいいんだよ~

 

跡を濁していった立つ鳥 ~豊川祥子~

この項は今回の感想というよりは、前回の記事の補足となります。Twitterが壊れた日曜深夜にブログを書くことを思い立ってから急いで放送前日に間に合わせて書き上げたため、かなり慌ただしかった状況ではあったのですが、「憧れにより目が曇っている」という祥子の人間性を語る際に藍染惣右介の名言を引用するというちょっと無理のある論理展開を行ってしまいました。この時点では祥子の動物モチーフが浮かんできていなかったのです。この時点では彼女のモチーフは「顔」だろうと思っていました。けど、今回初華や愛音やそよも仮面を被っていること、そして燈が顔を上げて歌う未来が待ち受けていることを思うと、「顔」は、もっと言えば「身体の部位」をモチーフにしたメタファーは、作品全体に通底していると考えていいでしょう。

高松燈が「虫」、千早愛音が「猿」、椎名立希が「犬(狼含む)」、そして要楽奈が「猫」から連想されるイメージや言葉で、それぞれキャラ作りされていると感じています。なお、後述しますが長崎そよは「狐」との予想です。では、豊川祥子は何なのか。

答えは憧れのMorfonicaさんが出していました。おそらく「鳥」です。目立ちたいからと見せ場のフレーズをギターにも寄越せと迫った桐ケ谷透子に、八潮瑠唯は鵜の真似をする烏になって失敗すると諭します。結局透子は良き師*4を見つけて成功していきますが、Morfonicaさんへの憧れからバンドを始めて失敗した豊川祥子の姿はまさに鵜の真似をする烏でした。そう、藍染惣右介の言葉なんて借りる必要はなかったのです。ダメ! 他人の言葉じゃ……ダメっ!! そうそう。祥子のセリフにも伝書鳩になってはいけませんわ」というのがありました。この言葉の真意こそまだ分かりませんが、ここにもヒントはあったのです。

愛音に絆創膏を渡した際、燈のケースの中身はペンギンの絆創膏だらけでしたが、祥子にあげる時点ではペンギンがいません。祥子との出会いをきっかけに「飛べない鳥」が好きになったという、何とも物悲しい物語がここから読み取れます。他にも、CRYCHICが結成されたのは祥子の鶴の一声から。「ボーカル必死過ぎ」という心無い書き込みを鵜呑みしてしまった様子も伺え*5、一方で立つ鳥が跡を濁していったという本来のことわざとの皮肉も盛り込まれています。今回、石のメタファーが多分に使われたように、燈が石集めしていることを踏まえるならば一石二鳥なんかも綺麗に絡められるワードになってくるでしょう。

ところで、Ave Mujicaが0thライブを行う前のキャンペーンでは、全国各地のアニメショップに貼られたバンドリ関連のポスターを探し回らせるというだいぶ頭おかしいプロモーションが打たれていました*6。僕はぶっちゃけ参加せずに遠巻きに見ていたのですが、今思えばそれはオタクたちに鵜の目鷹の目になってAve Mujicaの痕跡を探し回らせるものだったのかもしれません。

そして、祥子のAve Mujicaでの屋号は「忘却」を意味するオブリビオニス。自ら鳥頭になることを選んだと言えます。ただ、「鳥」がAve Mujicaみたいな闇の勢力の首領になってもいいのでしょうか。鳥目では何も見えなくなるはずなのですが……。

 

嫁入り前の狐 ~長崎そよ~

「一生バンドしてほしい」。一度バンドの崩壊を経験した燈の、切実な想い。未だ当事者意識の芽生えていない愛音は「一週間だけ」などとふざけた返しで茶化しますが、立希は即座に「燈とだったら一生でもいい」と死がふたりを分かつまで続く誓いに同意します。あのー、立希さん? そよから「燈ちゃんのことが大好き」ってバラされたの、ほんの1分前に恥ずかしがってませんでした?

立希の個人情報をペラペラ愛音にバラすなど、そよからは全体的にまるで家族と接するようなプライバシー意識の低さが感じ取れます。とはいえそれはSTAFF ONLYを貫通した愛音や黒歴史ノートをカツアゲした祥子、そして勝手に侵入してきた楽奈も大概で、その家族と接するが如き垣根の低さというのは本作のキャラクター全員に共通するものでもあります。まるでバンドの在るべき姿が家族とでも言うかのように……。

その後、そよもふわっと燈や立希との永年契約に同意。愛音は眼中になかったようですが、家庭もバンドも一度壊れていることを思うと、決して壊れない家族関係はまさしくそよの悲願でもあるのでしょう。しかしながら、婚姻とは両者の合意のみに基づいて成立すべきもの。そよママが一方的に祥子と睦を連れ子にしようと考えていることを思えば、この婚姻関係は即座に破綻しかねません。いつでも爪弾きにできる石猿はともかく、突然やってきた野良猫が連れ子の子供部屋に居座って引っ掻き回しそうですし。

 

ここで商品情報です。MyGO!!!!!の3rdシングル「壱雫空」が、8月9日に遂に発売します。Blu-ray付生産限定盤は左の晴れ渡った青空のジャケットが、通常版は右の曇り空から雨が降り注ぐジャケットがそれぞれ目印。見かけたら、是非ゲットしてくださちょっと待って下さいOP映像に雨は一度も降っていませんよね?

曇り空の中「泣きじゃくっているこの空と行こう」と歌われるものの、雨模様かもしれませんが雨そのものは降っていません。また、「僕は見つめていたんだよ 無色でもそこにあるもの」とあることから。何か透明なものを見つめているようでもあります。そう……たとえば、雨の壱雫空とか

サビに入って晴れ渡ったこの空に、もし本当は雨が降っているとしたら、それはまさしく狐の嫁入り。長崎そよが愛音と楽奈を受け入れて本当の家族としてMyGO!!!!!に嫁がなければ、そして高松燈が泣き虫にならなければ雨は降らない。そういう仕掛けなのかもしれません。そして透明のビニール傘は、あの日嫌いになった雨から目を背けずに上を向くための殻です。向き合うべきはずの雨は、まだ降っていません。

実を言えば、姉妹コンテンツのD4DJ All Mix第6話「ハクチュウム」でも類似のトリックが使われていました。ジューンブライドの6月の空らしく雨が降ったり止んだりするのですが、それはフェイクでこちらのトリガーは雲。雨の有無に関わらず曇り空の時が現実、晴れ間が覗いていれば幻想という形で、現実と仮想が同期するトリックを仕掛けていました。D4DJの方では快晴の中で行われたライブでゾンビが登場しましたが、CRYCHIC残党の3人も雨を克服しなければこうなってしまうのかもしれません。生きてるだけじゃ死んでいるようだ

ところで、楽奈の「おもしれー女」発言は結局誰に向けて言っているのか分からず終わりましたが、ここまで来ると長崎そよを面白がっていると考えるのが妥当に思えます。創作でもお馴染みの九尾の狐は、その正式名称を白面金毛九尾の狐。得てして人を騙す狡猾な女狐として描かれ、追い詰められると殺生石になるエピソードさえある面が白ぇ女です。そよ、お前だったのか

その一方、お狐様を遣いとするお稲荷様のご利益は五穀豊穣や家内安全。そよの母性の象徴のように稲穂がたわわに実るには、太陽も雨もどちらも欠かせないものです。

*1:一応、要石の方は神社の地中に埋まる石が大本で、囲碁の方がそれを比喩的に使ったものです。

*2:D4DJで「吾輩よ猫であれ」を歌っている縁でしょう。

*3:D4DJ Groovy Mixの運営会社のDONUTS GAMESとかけたものでもあります。

*4:数人いますが、主に氷川紗夜。ライブにてDetermination SymphonyをAve Mujicaがカバーしたことも重要かもしれません。

*5:ただ、初華とのスマホ上でのやり取りが存在したことを思うと、祥子の顔を曇らせたのは初華関連だった可能性も考慮する必要は出てきました。

*6:そのポスターそれぞれに月と歯車を模したAve Mujicaのエンブレムと謎のキーワードが書かれたシールが貼られており、それをLINEアカウントに打ち込むと狂気度が上昇していくというもの。